ごあいさつ

病気を治すのではなく、
病気にならない人を増やすのが夢

年々医療費が増え、まもなく40兆円を突破しこれからの高齢化社会でさらに増え続けると言われています。これからの医療は、「治療より予防」の時代です。医者も「治療医より健康医」であるべきなのです。病気になってから、薬を投与したり入院したり手術したりすれば多くの費用がかかります。

しかし、日頃の生活改善、保健指導、予防などに力と資金を注ぎ、多くの人が比較的元気なまま寿命をまっとう出来れば、薬代や治療費は今よりずっと少なくて済みます。

「脳のクセ」や「細胞のメカニズム」を知ることが健康につながる

がんや糖尿病、生活習慣病を予防するためには、自分のカラダを正しく知ることから始まります。定期的な人間ドックや健診が大切なのはそのためです。

現状が把握できたら、より良い状態へ健康づくりをしていきます。人間の細胞は自ら薬を作り出すことも出来れば、毒をつくることもあります。「脳のクセ」や「細胞のメカニズム」を知れば、健康づくりや美容、老化の防止は案外簡単なのです。

恵比寿ブエナヴィスタクリニックでは、2010年に開院して以来、保健指導に力を入れてきました。一人でも多くの人に、持続的に健康な生活を続けられるよう、簡単な方法を常に研究してきました。カラダの仕組み、食生活、運動のしかた、睡眠など、一つひとつは決して取り立てて特別なものではありません。しかし、私のクリニックを訪れる人々に実践してもらい効果を上げていることであり、私自身も自分の肉体を材料に、長年試してきたことです。

こころの健康

WHOが健康について定義していますが、「身体的健康」「精神的健康」「社会的健康」の3つに加え、近年「瞑想的健康」という4つ目が追加されました。これは簡単に言えば、「こころの健康」です。日本のうつ病患者数は100万人を超えました。身体の健康づくりだけではなく、こころの健康づくりもこれから必要になっていきます。
こころの健康にも、「脳のクセ」や「細胞のメカニズム」は効果的です。これをぜひ知って実践していただきたいです。

健康を診る医者

私は東洋医であった祖父から次のように教えられて育ちました。「患者さんが来たらまず謝りなさい。医者が本来の役割である健康を作るという役割を果たしてこなかったから、人々が病気になって医者の前に現れるのだから」と。

単に病気を治療するだけが医療ではなく、人々を健康にするのが本来の医療だと考え、一人でも多くの人々が予防への意識を高め、健康な生活を長く続けられるように、医療、運動、食事等、様々な面からお役に立てればと思っております。

プロフィール・略歴

1940年 京都府生まれ
1966年 東京大学医学部卒業
東京逓信病院勤務(7年)
東京都教職員互助会三楽病院勤務(10年)
1981年 東京大学より医学博士の学位を授与される
1987年 田園都市厚生病院を開設、同院院長(20年)
1995年 「脳内革命」を出版、シリーズ累計600万部超の大ベストセラーとなる。
2008年 春山茂雄クリニックを川崎市宮前区に開院、同年8月に横浜市青葉区に移転。
2010年 ・恵比寿ブエナヴィスタクリニック院長
・日本医師会認定産業医
・日本医師会認定健康スポーツ医
・厚生労働省THP健康測定医
・人間ドック認定指定医
・加圧トレーニング統括指導者
・THEClub22メディカルトレーニングセンター顧問医

書籍

新脳内革命2 春山茂雄のガン革命!
日常でできるガン細胞を減らす技術

ガンは現在まさに国民病です。日本人が二人いれば、生涯のうちにそのうち一人はガンを発症し、毎年の死者のうち三人に一人は死因がガン。今後もますます増加が見込まれています。原発事故による放射性物質飛散の影響も決して無視できないでしょう。私は、この本で、三つの「革命」を唱えたいと思っています。

新脳内革命 春山茂雄71歳! 体内年齢28歳のレシピ

人間には自分自身で病気予防・老化防止のためのさまざまな「薬」を作り出す力がある。また、脳にコントロールされるのではなく、脳のクセを知って利用することも出来る。600万部超大ベストセラーの著者が、人生と肉体を賭けて放つ、未病、不老長寿のための秘蔵レシピ決定版。

春山茂雄の不老革命―若返りの「奇跡」

体内年齢を逆行させるメカニズムとは?老いを止めて輝く人生を。

加圧トレーニングの理論と実践

加圧トレーニングの科学的・臨床的な研究 東京大学を始め、多くの研究者が集めた加圧トレーニングの客観的データを紹介。有効性、安全性、将来の方向性を探る。研究者、医療従事者、スポーツ指導者必読。

Wahre Gesundheit beginnt im Kopf ドイツ語版脳内革命

(2007年)

中国語版脳内革命

(1997年)

韓国語版脳内革命

(1995年)

脳内革命―脳から出るホルモンが生き方を変える(文庫版)

どんなに嫌なことがあっても、事態を前向きに肯定的にとらえると脳内には体に良いホルモンができる。プラス発想こそが心身にとって最高の薬となることを、医学的・科学的に明らかにした画期的な書。

未病の医学―脳から出るホルモンが潜在意識を変える

驚異的ベストセラー「脳内革命」から5年。いまここに「未病の医学」に進化して帰ってきた!蘇った著者が「ボケ」と「瞑想」について語る。瞑想で「ボケ」や「鬱病」は必ず防止できる!

健幸革命―遺伝子の意志と一体化して幸福に生きる

125歳ではなく寿命三倍論を提唱したい。遺伝子を予見していた東洋思想に、現代科学の遺伝子研究や宇宙科学からアプローチし、そこからヒトの生き方のみならず、教育とは、住環境はどうあるべきか掘り下げる。

春山茂雄のダイエット革命

ダイエットにとって最大のポイントは意思にある。食事と運動のみに限った禁欲的な方法ではなく、リラクゼーション法を併用したダイエット法を説き明かし、さらに脳内麻薬の活用法とそのコントロール法について述べる。

春山茂雄の意識革命

政治家、芸能人、スポーツ選手など話題になった著名人や、世間をさわがせた事件、日常生活に役立つ身近なテーマなどを取りあげながら、「脳内革命理論」の観点から分析。脳内革命実践編。『夕刊フジ』に連載されたもの。

ふたりの右脳活性術-プラス発想こそが成功の源だ

右脳には左脳の10万倍の力があり、右脳を活用することで成功への扉が開かれる。「脳内革命」で脳の偉大な力を活かすことを提唱した春山氏と、日本人に新しい生き方を提示してきた竹村氏とが右脳人間への転換を論じ合う。

脳内革命〈2〉―この実践方法が脳と体を生き生きさせる

前著「脳内革命」は、プラス発想することで脳から脳内モルヒネが出、それが心身を好ましい方向に導くという指摘で空前の大ベストセラーになった。本書は生活の中で脳内モルヒネを出すための詳しい実践法を述べた第2弾。

脳内革命―脳から出るホルモンが生き方を変える

どんなに嫌なことがあっても、事態を前向きに肯定的にとらえると脳内には体に良いホルモンができる。プラス発想こそが心身にとって最高の薬となることを、医学的・科学的に明らかにした画期的な書。

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